フリーランス日本語教師の確定申告【準備編】会計ソフトの導入

フリーランス
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私は2021年からフリーランスになりました。

今年初めての確定申告です。

私がやってきたことを備忘録としてここに残していきたいと思います。

はじめに

私の情報源はインターネットです。

本を読むのが絶望的に苦手なので、調べ物をするときはたいてい

YouTubeを探すか、どなたかのブログにあたります。

今回も、私が確定申告について理解するために使用した動画やブログ、

webサイト等を一緒に載せてあります。

時間がある方はぜひ情報元をご自身で見て(読んで)いただきたいのですが、

要点だけザザッと知りたい!と言う方は、

とりあえずこの、私の「まとめのまとめ」を読んで、

時間ができたら参考サイトにあたってみてください。

お断り

「あいうえお」の勉強会として、日本語教師の確定申告についての講座を

開こうと計画していたのですが、その際税理士法という問題にぶつかりました。

税理士法第2条「税理士は、他人の求めに応じ、税金に関して、税務代理・税務書類の作成・税務相談をおこなう」

税理士法第52条「税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士法の無償独占業務である」

https://kmp.or.jp/article/kakuteisikokutetudai.html

というものです。

つまり、有償であろうと無償であろうと、無資格者は他人の税に関する業務を代行したり、

他人の税務書類を作成したり、税務相談を受けてはいけないということです。

「フリーランス日本語教師向け確定申告講座」が「税務相談」に当たるかどうかは、

税理士さんによって解釈や見解が異なるとのことです。

しかし危ない橋を渡るわけにはいかないので、今回のセミナーはお流れとなりました。

税理士法第1条では、税理士の使命について定められている。税理士の使命とは、独立した公正な立場で申告納税制度の理念に沿って、納税義務者の信頼に応え、納税義務の適正な実現を図ることだと示されている。

つまり税務相談は申告の基礎であり、税務相談の答弁によって相談者の申告内容や納税額が変わってしまうのだ。

そのため、税務相談に応じる者に正しい知識がなければ、正しい申告・納税が実現できなく勝ってしまう。したがって、非税理士が税務相談に応じられないというわけだ。

https://the-owner.jp/archives/4763

そうです。

つまり、何か間違いがあったときに、一般人にはその責任は負えないということですね。

確に、荷が重すぎます。

税理士法基本通達2-6によると、税務相談の「相談に応じる」とは、「具体的な質問に対して答弁し、指示し又は意見を表明することをいうものとする」とされている。

https://the-owner.jp/archives/4763

とのことですので、このブログはあくまで一個人の体験談として、

やってきたことを書き残すに留めたいと思います。完全なる備忘録です。

その点、あらかじめご了承ください。

※以上の理由により、申し訳ありませんがご質問をいただいてもお答えすることはできません。

私の現状

まずは私の状況を共有します。

  • 2021年4月からフリーランス
  • 2021年3月まで給与所得(学校からの給料)あり
  • 現在:言語学習プラットフォームでオンライン教師
  • 現在:オンライン家庭教師の会社と業務委託契約中
  • 現在:単発バイトでの給与所得あり

同じような状況の方がいれば参考にしてください。

以下は、「私の場合」として書いていきます。

確定申告とは

副業をしていたり事業所得がある方は確定申告が必要です。

一般的に言われる「確定申告」とは、所得税の確定申告

会社勤めの人は会社が年末調整をしてくれるのであまり気にしなくても大丈夫なのですが、

個人事業主は自分で計算をして、自分で所得税を納税する必要があります。

そして確定申告には、白色申告青色申告があります。

「白色申告」は記帳が楽と言われていますが、現在、その作業は青色申告とあまり変わりません。

そして「青色申告」の10万円控除(簡易簿記)と白色申告も、作業的にはあまり変わりません。

ですので、めんどくさがりな方は「青色10万円」、

でもどうせやるなら「青色55万円」か「青色65万円」がいい、という感じになります。

※上記参考動画のまとめです。

結論、フリーランス日本語教師の私は「青色申告」

青色申告

白色、青色、特別控除額によって、提出書類や提出方法が異なります。

詳しい提出書類の違い等については、上記の参考動画をご覧ください。

青色申告のメリット

  • 最大65万円の控除が受けられる 
  • 赤字の3年間繰り越しが可能 ※赤字→黒字になった場合、節税できるかも
  • 家族への給与を全額経費にできる ※家族で事業をしている場合
  • 30万円未満の資産を一括で減価償却できる 
  • 自宅兼事務所の家賃や電気代の一部を経費にできる

※上記参考動画のまとめです。

事前準備

青色申告をするためには「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。

青色申告をしたい年の3/15までに提出することが必要です。

事業を新規開業する(した)場合は、開業日から2ヶ月以内に提出します。

hanna
hanna

私は2021年4月に開業届を提出し、その際一緒に「青色申告承認申請書」を提出しました。

2022年からフリーランスになって確定申告を行う方は、今年の3/15まで、

または開業日から2ヶ月以内に、「青色申告承認申請書」を提出しましょう。

開業届青色申告承認申請書、この2つは同じタイミングで提出する人が多いです。

どちらの書類も開業freeeで簡単に作ることができます。

税務署にも書類が置いてありますが、

開業freeeで作れば、案内に従って入力するだけですぐにできちゃいます。

あとは印刷して税務署に持っていき、ハンコを押してもらうだけです。

ちなみに私は、開業した次の月に引っ越す予定があったので、

税務署の窓口でその旨を伝えました。

すると開業届に「◯月に〜〜へ移動予定」と書くように言われ、それで手続きが完了。

新しい住所管轄の税務署へ行かなくて済みました。

会計ソフト

確定申告用の書類を作るには、仕分帳・元帳・試算表など

色々な書類が必要なのですが、それを全部やってくれるのが会計ソフトです。

会計ソフトにはいろいろありますが、私はやよいの青色申告オンラインを使っています。

理由1

請求書作成サービス「Misoca(みそか)」というサービスと連携できるからです。

Misoca(みそか)はその名の通り、請求書などをweb上で作成できるサービスです。

フリーランス日本語教師は、個人的な繋がりでお仕事をいただいたり、

ひょんなことから会社さんと個人的に契約を結ぶ可能性があります。

そんな時には、請求書を発行して銀行振り込みをしてもらうことになります。

その時に必要になるのが請求書です。

その請求書をいとも簡単に作ることができ、さらにURLやメールで

相手方と簡単に共有できてしまうのがMisoca(みそか)です。

やよいの青色申告オンラインを使っていなくても使えるので、

請求書が急に必要になった際にはぜひご活用ください。無料で使えます。

理由2

私がやよいの青色申告オンラインを選んだもう一つの理由は、値段です。

これはセンリさんのブログを参考にしました。

各会計ソフトの比較をしてくださっています。

私はデザイン的にはfreeeの方が好きなんですが…

安さには敵いませんね(汗

ちなみにもう一つ、無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告

というのもあるのですが、こちらは経理や簿記の知識がある方には使いやすいようです。

税務署の記帳指導を受ける

具体的な「記帳の仕方」や「会計ソフトの使い方」などについては、

各自治体や近隣の税務署でセミナーを開催している場合があります。

一度「自治体 税務署 確定申告」などで検索してみてください。

フリーランス日本語教師に精通している人はほぼいないと思いますが、

確定申告自体についてはかなり詳しく知れるのではないでしょうか。

私も近々行ってみようと思っています。

それでは今日はこの辺で!

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