【オンライン日本語授業】「いろどり」を使った授業(1時間越えの録画)と100枚の授業ノートを限定公開!

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いろどり」は非常に便利で使い勝手のいい教材ですが、

時々「どうやって授業をしたらいいかわからない」という声が聞かれます。

私的には(そのままやればいいんだよ…)と思うのですが、

そううまく行かない方も多いようです。

私のやり方がどなたかの参考になればと思い、備忘録もかねてここに公開します。

私の実践例

私が「いろどり」を使用している学習者さんの情報と、

「いろどり」を教材に選んだ理由を先にまとめておきます。

使用学習者

  • 日本企業に勤務中のITエンジニア(来日予定、リモートワーク中)
  • 20代のグループレッスン(N5〜N3圏内レベル)
  • 現地で3ヶ月間の日本語学習プログラムを修了
  • 2クラス(N4/N3)を週2時間ずつ実施
  • N4クラス「いろどり初級1 L12」からスタート
  • N3クラス「いろどり初級2 L5」からスタート

「いろどり」を選んだ理由

一つには、彼らは来日予定の就労者であるということです。

初めは「みんなの日本語」を使用して授業をしていましたが、

もっと日本に来ることを見据えた学習内容で、

「仕事」の場面やそこで使う日本語に触れられるものが良いと考えました。

さらに彼らの多くは来日経験がなく、未だ入国待ちの状態なので

日本語のインプット量が少ないという問題にも着目しました。

できるだけ私以外の人が話す日本語にも触れて欲しいとも思いました。

その点「いろどり」は、音声インプットを重視しており、

日本での生活や仕事に関する場面が多数扱われています。

そんな理由で、「いろどり」を使うことに決めました。

授業録画を公開

10/16(土)に「あいうえお」主催で開催した「授業見学会3rd」のイベントで、

私は「いろどり」を使った授業の録画を公開しました。

その際に使用した授業動画の一部をここでも共有したいと思います。

この日クラスに参加した学習者は、各クラスともに3名でした(別々の学習者です)。

動画は前半と後半の2部構成で、

前半:N4クラス 「いろどり初級1」 L17兄がくれたお守りです

後半:N3レベル 「いろどり初級2」 L9成人の日は、何をするんですか?

の録画になっています。

※私のテンションの低さは気にしないでください。これがデフォルトです(笑)

※私は「いろどり」のPDFデータをiPadアプリ「GoodNotes5」に取り込み、

横向きに編集し直して授業で使用しています。このやり方もそのうち共有するつもりです。

授業の流れ

基本的にN4クラスもN3クラスも流れは同じです。

N4クラスを例に、授業の流れを紹介します。

  1. ことばリストで新出語彙を確認
  2. Quizletで語彙練習(しない時もあります)
  3. can-doチェック:少しトーク
  4. あとは準備したテキスト通りに進めます

※録画は3から始まっています。

Quizletは誰でも簡単にフラッシュカードが作れるICTツールです。

もちろんイチから自分で作ることもできますが、

自分が作ったものを一般公開してくださっている先生方も多いです。

私のおすすめは台湾のあべ先生です。いつもお世話になっています。

L17 C1 Irodori elementary 1 Diagram | Quizlet
これら単語は国際交流基金発行の「いろどり 生活の日本語 初級1」に掲載されている単語です。また挿絵も「いろどり生活の日本語初級」に掲載されているものです。 教科書はこちらからダウンロードできます。

1課のうち、チャプターひとつで大体1時間です。

ですので1課を終えるのに、大体5〜6コマくらいです。

授業中にできなかった分は宿題にしたり、

課のまとめ(復習)の時間を取って補足や練習をしたりしています。

学習者の反応

みんなの日本語」で勉強していた時より、よく話すようになりました

リピートやシャドーイングの練習、モデル文もあるので、最後のロールプレイもやりやすそうです。

「いろどり」に変えてから、こんなに話す人たちだったんだと、びっくりしたのを覚えています。

加えて彼らは、国にいてしかも在宅ワーク中なのにも関わらず、

日本語のリスニング力が伸びています

2〜3ヶ月ごとに、クライアントさんの方針で評価をつけるためのテストを行なっているのですが、

その結果を見比べると、皆さん文法などより聴解のスコアがよく、そして伸びています。

※この日本語のテストについても、後日シェアしたいと思っています。

授業用ノートダウンロード

私はiPadアプリの「GoodNotes5」を使って授業をしています。

今回の授業で使用したノートを画像として書き出したので、こちらに置いておきます。

教科書と提出順を変えたり、切り貼りしてアレンジしているところもありますので、

「いろどり」を使って授業をしている方、今後したいと思っている方は参考にしてみてください。

ダウンロードしてご自分の授業でそのまま使っていただいても構いません。

※L17 スライド49枚

※L9 スライド59枚

教師側の感想

もう一つ「いろどり」に変えてよかったな、と思うのは、授業準備の楽さです。

私は授業で、上記のGoodNotes5のノートしか使っていません。

Quizletや、safariで画像検索して見せたりYouTubeを見せることもありますが、

基本はこのノート一つです。教案などもありません。

この通りやれば授業ができるからです。

もちろん流れを把握するために、授業前にテキストの該当箇所を一通り読みます。

その作業が同時に、「授業ノートを作る」であり、イコールそれが教案になります。

1コマの授業はチャプターひとつ分だと書きましたが、

この1コマ分の授業ノートを作るのにかかる時間は1時間くらいです。

iPadの操作や「いろどり」の流れがある程度わかり、

自分の授業スタイルができてくれば、授業準備は30分くらいでできます。

あとはQuizletを探したり、宿題用のGoogleフォームを作ったり…

以前より圧倒的に授業準備にかける時間が短くなりました。

正直、もうみ●日に戻りたいとは思いません。

むしろ、できることなら一生使いたくn

私が授業で気をつけていること

テキストの話は一旦置いておいて、私がクラス運営や授業の進め方で

特に気をつけていることを2つご紹介します。

学習者が言いたいことを優先させる

多少文法が間違っていても、英語が混じっていても、翻訳機を使っていても、あまり気にしません。

学習者の「言いたい」を教師が止めないように、心がけています。

授業(彼らが真剣に日本語に向き合う時間)は、1週間に2時間しかないので

とにかく話せた通じたわかったを実感してもらいたいからです。

できない学習者も参加させる

少人数クラスですが、その中でもレベル差はあります。

加えて、私の生徒さんは仕事中に授業に参加しているので、

業務状況によっては何日も参加ができなかったり、出席が飛び飛びになったりする場合もあります。

あまりできない学習者は、選択肢がたくさん残っている最初のうちに当てたり、

他の人の答えを参考にして答えられるように最後に当ててみたり、

その時々によって指名の仕方も変えています。

また、自分の番じゃない時もできるだけ聞いていてほしいので、

Aさん、Bさんの答えは正しいですか?」や「Cさんはどう思いますか?

などと話を振ったりします。

前の授業に参加できなかったことがネックにならないように、

授業は1回完結型(チャプター1つ分)で、以前に全く同じ質問があったとしても

まるで初めて受けた質問かのようにイチから答えるようにしています。

学習者に、そのことでストレスやプレッシャーを感じてほしくないからです。

おわりに

そんな感じで、今日は私の実践例を共有してみました。

いかがだったでしょうか?

ぜひ感想などお聞かせいただければ嬉しいです。

今後も、「いろどり」授業で使えるツールや小技などを発信していきたいと思っています。

私の授業ノートも、需要があれば公開していきます。

ぜひご意見お聞かせください!

それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。また!

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