「あいうえお」では、「日本語教師の働き方を考える会」というイベントを定期開催しています。
このイベントには、日本語学校で働く“以外の”働き方をされている方々をスピーカーにお呼びしております。
この記事では、そんなさまざまな場所でご活躍されている方々の「働き方」についてご紹介します。
Part1とPart2もぜひご覧ください。
「日本語教師の働き方を考える会」とは
「日本語教師のさまざまな働き方に興味がある人」を対象に、日本語学校で働くだけではない、日本語教師の様々な働き方について知ること。
を目的に開催しているトークイベントです。
多くの方に、日本語教師としてのさまざまな働き方を知っていただき、活躍の幅や自分の可能性を広げてほしいなあと思っています。
※イベントは不定期開催で、2023年現在はお休みしております。
vol.11スピーカーの紹介
4/28(木)に「日本語教師の働き方を考える会vol.11」を開催しました。
まずは当日お話しいただいた、こちらのお三方の働き方を紹介したいと思います。
中上級向けオンラインプライベートレッスン
小島若葉さんは、中上級向け日本語オンラインプライベートレッスン事業「Waka Language Laboratory」を2020年2月に開業され、運営されています。
Podcast「NERD CHATTING in Japanese」では、ジャニーズや漫画などのコンテンツを使って発信されています。
日本人向けには傾聴やコーチングなどもされているそうです。
イタリア人向け日本語教室
Izumi Massaさんはイタリア在住で、イタリア人を対象にした日本語教室を開いていらっしゃいます。
2020年には完全オンライン化し、現在は日本文化を取り上げたオンラインイベントなども行っていらっしゃいます。
地域日本語教育コーディネーター
MIKIさんは大学等で日本語を教える傍ら、地域日本語教育コーディネーターとしても活躍されています。
Podcast にて「にほんごラジオ」も配信されています。
MIKIさんの、今回のイベントに関するアフタートークはこちら!
日本語教師の働き方
ここで、過去の「日本語教師の働き方を考える会」にご登壇いただいた方々の働き方をご紹介します。
今回はvol.7〜8と、現在までの私の働き方についてご紹介したいと思います。
vol.7
第7回目では、以下の3名の方にお話を伺いました。
- モリーさん(https://hub.sc/molly)
元英会話スクールの講師で、現在はパート社員とオンライン日本語講師を掛け持ちしていらっしゃいます。海外に憧れつつ、いまは日本を拠点にバランスの良い働き方を模索中なんだそうです!
- 藤本憲志さん(https://twitter.com/G_noriji)
26年間お世話になった生協を退所し、現在はトルコの大学で日本語を教えていらっしゃいます。「あいうえお」のTSUNAGU NIHONGO PROJECTにもご協力いただき、大学生の皆さんと交流する機会も設けてくださいました。
- 村上吉文さん(https://twitter.com/Midogonpapa)
日本語学校で非常勤講師をされた後、青年海外協力隊や国際交流基金などで海外勤務を続けていらっしゃいます。お子さんが生まれた時期には、2年間日本で非常勤講師もされていたそうです。
vol.8
8回目は「就活ver.」として、新卒で日本語教師になられたお二人にお話を伺いました。
- はるのきさん(https://twitter.com/haru_japanee)
高校在学中に日本語教育に興味を持ち、大学在学中に教員免許取得、日本語教育能力検定に合格されたそうです。大学卒業後、養成講座に通いながら就活し、現在は私立高校で日本語・国語科の常勤講師をされています。
新卒で日本語学校に入社し、常勤として2年半勤められました。現在はフリーランスとして活動中のようです。
私の働き方
先にご紹介した、vol.7の登壇者である藤本憲志さんをきっかけに、ひょんなことから弘前学院大学の日本語教員養成課程を担当されている、志喜屋先生という方とつながりました。
そして2023年1月16日、弘前学院大の日本語教育実習授業の最終日に、お話しさせていただく機会をいただきました。
私自身の自己紹介を中心に、日本語教師の働き方や、養成課程の受講生(大学生)のみなさんが学び続けられる場所として、「オンライン日本語教師サポートプログラム」の紹介をしてほしい、とリクエストをいただきました。
その時に使用したスライドをここに共有します。
hannaさんによる自己紹介私の経歴(職歴)や詳しい仕事内容などは、↑のスライドにまとめてあります。
今現在の働き方としては、オンラインスクールでのカリキュラム作成や教材作成を週3日ほど(これがメインです)、そのほかの時間で企業内レッスンやプライベートレッスン、日本語教師向けのメンターセッションやセミナーなどを行って、生計を立てています。
今後は「オンライン日本語教師サポートプログラム」の充実を図りつつ、「おもしろい日本語レッスン」を提供していけるように、カリキュラムや教材の作成を進めていきたいと思っています。