オンライン特化型!日本語教師養成講座\第3期終了/

オンライン教師養成講座
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当コミュニティでは、2022年11月からオンライン日本語教師になりたい人向けの養成講座を運営しています。

2023年6月に「基礎実習コース」第3期が終了しました。

この記事では、受講生のレビューと、2023年7月末開講予定第4期生募集についてお知らせします。

オンライン日本語教師サポートプログラム

これからオンライン日本語教師としてデビューしたい人が、自信を持って一歩を踏み出せるように伴奏し、教師としての自立をサポートするプログラム

  • 基礎実習コース
  • 実践実習コース
  • デビューコース
  • 学習会

の4つのコースからなる、オンライン日本語教師のためのプログラムです。

現在は、基本的な文法積み上げ式の授業のやり方を学ぶ基礎実習コース」と、会話授業の実践を行いながら授業のファシリテーション能力を養う実践実習コース」を開講しています。

基礎実習コース

2022年11に開始した第1期では10名の方にご参加いただき、2023年1月開講の第2期では6名の方にご参加いただきました。

いずれも受講生全員がコースを修了しています。

1期2期でいただいた感想を、いくつかご紹介します。

Aさん
Aさん

なかなか、人に教案やスライドを添削してもらえる機会がないので、受講できて良かったです。養成講座を受講した時とは違い、少人数できめ細やかに見ていただけたことに感謝しています。自分の教授法を見直すいいきっかけにもなりました。

Bさん
Bさん

独学で勉強していたので、先生も友人もいない孤独と不安の中にいました。このコースで同じように日本語教師を目指す方々と交流でき、つながりが生まれたことがとても嬉しく、ありがたかったです。一緒に取り組んだ仲間ができたことは、大きな財産になりました。

Cさん
Cさん

課題を共有して蓄積していくことは、他にはないこのコミュニティならではのアイデアですね。ここにいれば、日本語教師として成長するためのヒントがたくさん見つかるような気がしました。

Dさん
Dさん

やり方を細かく教えていただけたのがよかったです。何度教案や教材を提出しても丁寧にフィードバックをくださって、本当に手厚いサポートをありがとうございました。講義動画だけでなく、質問に対する答えや添削内容も的確で、大変勉強になりました。

各期の内容、さらに詳しい受講者レビューについては、こちらをご覧ください。

第3期レビュー

第3期では、新たにCalendlyという面談予約ツールを取り入れ、“授業者が自ら学習者を集客し、授業者と学習者の自由な時間で実習授業を実施する”という取り組みを行いました。

Aさん
Aさん

ICTツールが使えたことがよかったです。Google jamboardやcalendlyは、存在すら知りませんでした。オンラインで教えるには何をどう利用すれば良いか?見当もつかなかったので、自分でも使えるということがわかって、とても満足しています。

Bさん
Bさん

レッスンの予約ページ作成、集客を体験できてよかったです。今まで気になってはいたけど、なかなか手が出せなかったcalendlyに触れることができました。また、集客の難しさも体験できたのも、いい経験になりました。

私としてもCalendlyの導入は挑戦でもありましたが、このようなポジティブなお声をいただくことができて、挑戦してよかったと思いました。

ただ一方で、「基礎実習コース」としては、やはり「授業ができるようになること」を最優先すべきだったという考えも浮かびました。

このコースに参加される方の“ICTレベル”は実に様々です。

オンラインにはすでにある程度慣れており、さらに便利な機能や高度な使い方を知りたいという方もいらっしゃれば、zoomで画面共有をすることもままならない、というレベルの方もいらっしゃいます。

そんな中で、全員に新しいツールの利用集客の実践までを要求するのは、受講生にとって明らかに負担だったと感じました。

このコースの目的は、あくまで「文法積み上げ式による、初級日本語文法の基本的な授業ができるようになること」なので、まずはそこに重点を置くべきだったと反省しました。

よって第4期以降では当初の目標に立ち返り、授業の基礎を身につける内容に変更したいと思っています。

+αのスキルであるCalendlyの使い方や集客に関しては、「基礎実習コース」の次のステップである「実践実習コース」で扱うこととします。

全体的な評価

ここからは、第3期受講生の皆さんからいただいたレビューを紹介します。

※ご回答いただいたGoogleフォームのスクリーンショットを掲載しています。原文ママです。

特に、

  • 講義動画に付随する4つの課題およびその添削
  • ワークショップ
  • 学習者との実習授業
  • レッスン予約ページの作成
  • ICTツールが使えたこと

に関する評価が高かったです。

Q, このコースを他の人に勧めるとしたら、どのようなところが特におすすめですか。

Q, このコースを通して、一番学びになったこと、ご自身が成長したと思うことは何ですか。

アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました:)

第4期生募集

7/25(火)から、「基礎実習コース 第4期」を開講する予定です。

ワークショップは毎週火曜日、20:30-21:30JSTです。

※8/15(火)はお盆期間につき休講。

※第5週目8/29(火)は模擬授業実施のため、20:30-22:00(90分)。

第4期開講に先立ち、7/18(火)20:30から説明会を行います。

当プログラムおよび当コースにご興味のある方は、どうぞ奮ってご参加ください。

↓説明会の録画配信もあります。詳しくはこちら。

第3期までとの変更点

いずれの期でも全体的には高評価をいただいたものの、スケジュールに関しては「大変だった」「かなりハードだった」という声が多かったのも事実です。

これまでの受講生の多くが、本業がある状態でのコース参加でした。

実際、本業をこなしながら5週間でゼロから実習までを行うのは、かなりのハードワークハードスケジュールだったのではないかと思います。

今回はもう少しスケジュールに余裕を持たせ、本業がある方でもエイヤッと、参加に踏み切れる内容へと変更することにしました。

具体的には、

  • 学習者との実習授業をやめ、模擬授業を受講生の最終ゴールとする
  • 課題では25分間の授業案(授業の流れ)を考え、模擬授業では導入部分の模擬授業(7分間)を行う
  • 全員が全員の模擬授業を見学し、フィードバックを行う

こうすることで、受講者は未知のツールの使い方を練習したり、学習者とマッチングができるかどうかを心配したりする必要がなくなります。

本来の目的である「基本的な授業ができるようになる」ことに向かって、授業の内容を考え、工夫を凝らすことに時間を集中できるのではないかと考えます。

また、模擬授業を7分間としたのは、全員が全員の授業を見る機会を作るためです。

授業時間7分と、私からのフィードバック3分を合わせて、一人の持ち時間は10分です。

これは

Aさん
Aさん

受講生同士での模擬授業は、お互いに気を使って意見や改善点が言いにくい…。

という意見をいただいたことがきっかけです。

これまでの模擬授業では、受講生同士がペアになって行っていました。

しかしそれでは意見が言いにくいのはもちろん、そもそもどこが悪いのかどうしたら良くなるのかわからない、という問題点もありました。

実習後のフィードバックも私が個別に行っていたので、受講者それぞれへのアドバイスを見る人は見るが、見ない人は見ないという状況になっていました。

その状況を改善すべく、今後は授業後のフィードバックはその場で直接私が行い、授業者以外はGoogle Jamboardへ記入することとします。

授業者に対する私からのフィードバックを全員が聞くことで、改善点や改善方法がより具体的に把握でき、より多くの気づきを得られるのではないかと考えています。

また模擬授業では、1人(1対1レッスン想定)ないしは2-3人(グループレッスン想定)が学習者役となり、授業へ参加します。

学習者役はローテーションで行い、全員がその役割を経験することで、学習者の気持ちを体験することや学習者目線の新しい気づきを得ることにもつなげたいです。

また、受講生は一人一人異なる文法項目を担当します。

それらの授業を見ることで、受講生全員が初級文法の概観を掴むことができます。

何が既習か未習か(学習者にとって簡単か難しいか)分からないやさしい表現の仕方がよくわからない、といった問題を解決できるのではないかと考えています。

▼基礎実習コース第4期への参加はこちらから▼

第4期受講のメリット

カリキュラム内容を整理したことで、スケジュール的にはより受講しやすくなったのではないかと思います。

ワークショップでは受講生同士での課題の共有(発表)をメインにし、模擬授業も全員参加にすることで、受講生同士のより良い関係性の構築にも役立つと考えています。

受講中は日本語学習者との交流イベントにも参加できますので、先輩方のファシリテーションを見て学ぶことができます。

すでに25名のコース修了生がいるというのも、メリットでしょう。

修了生たちが行ってきた「初級教科書の教材分析」や「実習授業の録画」、「授業用教材」などの共有資料が蓄積していることも、このコースに参加する大きなメリットだと言えます。

↓コースに参加すると、以下の「初級教科書の教材分析」の録画・資料が見られます。

実践実習コースへのご案内

Aさん
Aさん

日本語学習者に対して直接授業をするチャンスはないのか…。

とがっかりされた方がいらっしゃったら朗報です。

基礎実習コース」で基本的な授業ができるようになった後、会話の授業実践を通して「授業の進め方」や「学習者との接し方」を練習することができるコースをご用意しております。

こちらのコースでは、「日本語あいうえお」が運営する日本語学習者向けコミュニティ「Nihongo Community College 邑-you-」の学習者さんに向けて、オンライン授業をすることができます。

マスターテクストアプローチのテキストを使って、Calendlyでのレッスン予約や集客を体験することもできます。

他受講生と一緒に教材分析授業のアイディア出しを行ったり、メンバーからのフィードバックを受けることができるコースです。

ご興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。

メンターセッションのご案内

ここまで読んでも結局よくわからない、グループではなくマンツーマンで教えてほしい、というようなご要望がありましたら、ぜひご相談ください。

私との1対1の面談サービス、「メンターセッション」を提供しております。

比較的多様なご要望、ご相談に対応できるかと思いますので、悩んだらまずはご相談ください。

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